活動

令和元年度紅花旗高校剣道(第32回大会)大会結果
山形県高校総体総合体育大会
2019/5/11村山地区高校総体剣道競技

剣道部

平成29年 稽古納め

2018年1月11日 10時54分

あけましておめでとうございます。

アップが遅くなりましたが平成29年の稽古収めを1229日(金)に行いました。3年生が引退後、部員が少なくなり、思う様な稽古が出来なく本校剣道部にとっては、我慢の時期となってしまいました。しかし、その中にあっても、年中行事である稽古納めには3年生はもちろん、OBや保護者の方々など多くに集まって頂き、道場には、近況報告をする声や掛け声など久しぶりに活気に満ち溢れていました。

特に、3年生諸君は引退後、自らの進路決定に向け様々な活動を行い5名全員の進路先が決定しました。  文教大学(四年):1名、山形県産業技術短期大学校:3名、公務員を目指し一次試験が合格したものの二次試験で残念な結果となり、再度挑戦するために菅原学園へ進学するものが1名、多くの方の協力を得ながら全員が進路を決定することが出来ました。感謝申し上げます。

 

 中学生の諸君、特に中学3年生の諸君、本校剣道部で活躍しませんか?

君たちの力で本校剣道部を大いに盛り上げてほしいと思っています。

    大歓迎いたします。

 

 

 

 

 

 













剣工コラム   ~剣道と工業高校~

前回は、日本刀の材料について述べました。今回はそのつくり(構造)について述べてみます。剣は、そもそも何かを切る道具です。その度合いを「切れ味」などとも言います。最も身近でものを切る道具にカッターあります。カッターの刃はその先端がかけて、うまく切れなくなると、折り目に沿い先端部を折り、切れ味の良い新しい先端で心地よく切る事が出来ます。その折る瞬間を思い浮かべてください。アルミや普通の鉄の様にあまり曲がません。さらに力を加えるとパリンと折れてしまいます。つまり、カッターの刃は金属でもかなり硬い材料を使っていて、限界の力に達するとガラスのようにすぐ折れてしまいます。刃物、包丁も同じです。切れ味を良くするためには硬い金属を使います。しかし、硬い材料は、一定の力以上になると折れてしまいます。日本刀は、そもそも戦いなどにも使用されていました。簡単に折れては戦いになりません。そのためには、強い力が作用しても折れない金属、つまり柔らかい金属を使えば良いことになります。しかし、それでは、カッターのような切れ味を良くする事はできません。その矛盾を解決したの日本刀と言われています。外国の剣はフェンシングのように細いかソードのように太いかのどちらかです。日本刀の様に、薄く、長く、切れ味が良く、折れ難い剣はありませ。それは、剣のつくり(構造)に秘密があります。(次回へ)




 

 

 

 

 

 


山形県高校総体総合体育大会 剣道競技

2017年6月15日 12時04分

平成29年6月2日~4日の3日間、遊佐町民体育館で剣道競技の県大会が行われました。

結果によっては、3年生にとって、最後の大会になるかもしれない大切な大会でした。

しかし、私達の目標は、あくまでも上位大会出場であり、この目標達成のため日々の精進に励んできました。その結果を以下に記載します。

【結果】

☆個人戦(地区大会の結果から以下のような対戦となりました)

    須貝  第1回戦  対石澤(高畠)  勝

        第2回戦  対佐藤(酒田光) 負

    設楽  第2回戦  対土田(羽黒) 勝

        第3回戦  対金子(酒田東) 負

    今野  第2回戦  対阿部(酒田東) 負

    阿部  第2回戦  対伊藤(鶴工) 勝

        第3回戦  対伊藤(日大) 負

☆団体戦

    対加茂水産  不戦勝

    対新庄北    1-2 負

結果:予選リーグ敗退

  

 目標としていた上位大会へつなげることが出来ない残念な結果となりました。

 その中において、全員が課題としてきた「自分を出し切る」という点はその試合運びを見ても全員が達成されていたように感じましたが、一瞬の間・隙をつかれ負けてしまった、惜しい試合が目につきました。たぶん一番悔しい思いをしているのが生徒自身だと思います。試合中は、これまで以上に「出来る」という感覚を持ちながら試合を運んでいたと思います。しかし、一瞬の隙・間を見逃さなかった相手の勝負に対する気持ちが勝っていたのかもしれません。

 やはり、上位大会に出場するためには、その上位大会で成績を残せるだけの実力をつけなければ出場できなく、勉強や進路達成等のその壁を余裕を持って乗り越えるような実力を身につけなければならないことが分かってくれたように感じました。

 

4.写真

 

 

 

トピック

 

「中高生部活応援マガジン」 ヒーローインタビューのホームページに「本校剣道部ホームページ」 が掲載されました。以下のURLからご覧いただけます。


http://herointerview.jp/best/800030833

また、「中高生部活応援マガジン」 ヒーローインタビューのホームページに掲載された内容の一部が2017年7月10日発行の「中高生部活応援マガジン」に掲載されます。

是非、お求め頂き、ご覧ください。

 

*トピック掲載のため「剣工コラム」はお休みにします。

 

 

平成29年度地区高校総体結果報告

2017年5月29日 08時54分
 5月13日(土)山辺町総合体育館にて村山地区剣道競技が行われました。

★予選リーグ <数字は勝者数 ( )内数字は取得本数>

対 山形南     22) - 01)× 寒河江工業

 対 山形商業   △01) - 01)△ 寒河江工業

1位…山形南  2位…寒河江工業)


★決勝リーグ 

対 山形東     22) - 11)× 寒河江工業

 

★個人戦  
阿部史弥、今野魁斗・・・3回戦敗退(ベスト16)

設楽 宙、須貝勇輝・・・2回戦敗退

鈴木貴大、菅野裕太・・・1回戦敗退  

寸評(517日報告)

 この大会は、県大会の前哨戦となる大会でした。ここまでの練習試合では自分達の剣道が出来ず苦しい戦いを続けてきましが、今回の大会ではその苦しんだ思いを竹刀に託し、完全とは言えませんが自分達の剣道を行うことが出来ました。これまでの思いや迷いが決して無駄なものでは無かったように感じる試合でした。しかし、今回のこの結果は通過点では無く、スタート地点であると思い、普段の生活も自分達の剣につながっていることを自覚し、向上心を意識した生活を送ることで、県大会では最高の結果を残したいと考えています。自分たちはチャレンジャーであるので、精一杯の心で強敵に立ち向かい目標である「県大会優勝」を実現させたい。

                     開会式写真


剣工コラム   ~剣道と工業高校~

 ものをつくるためには、材料が必要です。そこで今回は日本刀の材料について述べてみたいと思います。日本刀は皆さんもご承知のように鉄でつくられています。現代では、ありふれた材料ですが、日本刀が出現したといわれる、平安時代(7941185)にはどの様にして鉄と言う材料がつくられていたのでしょうか?ヒントはジブリアニメの「もののけ姫」にあります。映画を見た方は分かるかと思いますが、アシタカがエボシの集落へ行き、女達が足でふいごの板を踏んでいる建物を通るシーンがありますが、あれが日本で鉄をつくっていた方法であり、「たたら製鉄」と言われています。炉と言われる中にふいごで風を送り、木炭を燃やし砂鉄・木炭・砂鉄・・・の順に交互に入れながら鉄を精製します。(なのであの集落は、山奥のそして砂鉄が多く取れる川のそばにあるのです。もっとも実際はもっと小規模で行われていたようですが・・・余談ですが「ザ!鉄腕!DASH」のDASH島の企画として今作ろうとしています)。この様な方法で精製される鉄ですが、日本刀に使われる物はその中でも数パーセントしかできない、「玉鋼」という鉄でつくられます。そのため、日本刀自体非常に貴重なものとされています。工業の分野として製鉄法を学習するところもあり、たたら製鉄は基本中の基本です。

 

連休中の遠征・練習試合

2017年5月12日 09時55分

429日(土)から連休中の遠征・練習試合を行いました。日程等は以下のとおりでした。

 日程

429日(土) 会場:本校道場  新庄北高校剣道部

 いい形で一本を取ったかと思うと、簡単に取られ追いつかれたりと、自分の剣道の良い面と悪い面がはっきり出た試合でした。また、団体戦としてその勝敗状況に応じ、自分がどの様な剣道をしなければならないのか考えさせられる試合でした。新庄北高校剣道部の皆さんにはわざわざ来校頂きありがとうございました。

 

54日(木)~5日(金)会場:山形大学 山形大学・長井高校・米沢工業高校との練習試合及び

各高校選抜による合同チームと大学生との練習試合+合同練習

普段の練習では、大人の方と試合を行う機会はあっても、現役の大学生と試合することは滅多に無く非常に有意義な練習を行うことを出来ました。当然大学生の方も日中は勉強し、剣道も部活として普段から練習を行っています。高校生と同じようなスケジュールで学生生活を送っています。年齢・経験年数も違うため戦いでは差がつきますが、同じ学生として自分達に何が足りないのか、剣道の技術以外に何が劣っているのか考える機会になりました。山形大学剣道部の皆さんに感謝申し上げます。

 

56日(土)~7日(日)会場:福島県立安積高校遠征

  1泊2日で福島県立安積高校へ遠征に行ってきました。男子24校、女子12校が集まる練習会でした。秋田県・山形県・宮城県・福島県から集まった高校で山形県内の高校とは違う雰囲気の中試合を重ねることが出来ました。連休のスタート時に新庄北高校と行った練習試合で不足していたものをどれだけ補うことが出来たのか。それを確かめる試合でもありました。対戦相手とも相性もあるのか、課題であったところを克服し一本を得る時もあれば、全然出せずに終えたりと、確実性が無いことが分かった事が収穫でした。また、チームの勝敗状況で自分の剣道を変える、そんな柔軟性も今一歩でした。地区大会まで残された日数はわずかですが、どれだけ自分を剣道の確実性をアップできるのか、自分自身との勝負です。安積高校剣道部の皆さんありが

とうございました。


            本校会場 新庄北高校との対戦写真 


山形大学会場 山大生との練習試合及び合同練習



                     会場安積高校 開会式


                              対戦風景

 

 

 



剣工コラム   ~剣道と工業高校~

  日本剣道連盟のホームページを見ると、剣道の歴史について記載されているページがあります。よくよく見ると剣道の歴史は日本刀と深く関係していると述べられていることに気づきます。多くの方は、日本刀と言えば、古くから伝わる伝統の技としてであり、神秘的なもの・神聖的なものというイメージを受けるかもしれません。しかし、工業高校的には、この伝統の技も「鍛造」という機械加工技術の一部であり、ごくごく一般的な加工法の一つで、スプーンを作る事と同じ分野です。この様な近代的な技術として扱われる半面、わが国においては、先にも述べたように、多くの先人達が試行錯誤を繰り返し鍛え上げてきた技であり、そこから作りだされたものを見た時、その洗練されたかたちに、一般の人には神秘的な側面も感じられるのかもしれません。本校は工業高校であり、折に触れ剣道と深く関係している日本刀について記載していきたいと思います。






                           













宮城県東陵高校との練習試合

2017年5月2日 14時23分

 422日(土) 宮城県気仙沼にある、東陵高校との練習試合を行いました。部員数が19名、充実した設備と環境の整った道場で試合をすることができました。本校部員数が6名と言うこともあり、東陵高校のご配慮で、変則6名団体で合計9回の団体戦を行いました。

 数本取るものの勝つことは難しかったでしたが、その中で本校の新入部員が東陵高校上級生から一本をとる場面のもあり、成果も感じられる結果でした。当面の目標である地区大会に向け、収穫の多い、貴重な練習試合となりました。東陵高校剣道部の皆さんに感謝申し上げます。