活動

令和元年度紅花旗高校剣道(第32回大会)大会結果
山形県高校総体総合体育大会
2019/5/11村山地区高校総体剣道競技

剣道部

平成29年度地区高校総体結果報告

2017年5月29日 08時54分
 5月13日(土)山辺町総合体育館にて村山地区剣道競技が行われました。

★予選リーグ <数字は勝者数 ( )内数字は取得本数>

対 山形南     22) - 01)× 寒河江工業

 対 山形商業   △01) - 01)△ 寒河江工業

1位…山形南  2位…寒河江工業)


★決勝リーグ 

対 山形東     22) - 11)× 寒河江工業

 

★個人戦  
阿部史弥、今野魁斗・・・3回戦敗退(ベスト16)

設楽 宙、須貝勇輝・・・2回戦敗退

鈴木貴大、菅野裕太・・・1回戦敗退  

寸評(517日報告)

 この大会は、県大会の前哨戦となる大会でした。ここまでの練習試合では自分達の剣道が出来ず苦しい戦いを続けてきましが、今回の大会ではその苦しんだ思いを竹刀に託し、完全とは言えませんが自分達の剣道を行うことが出来ました。これまでの思いや迷いが決して無駄なものでは無かったように感じる試合でした。しかし、今回のこの結果は通過点では無く、スタート地点であると思い、普段の生活も自分達の剣につながっていることを自覚し、向上心を意識した生活を送ることで、県大会では最高の結果を残したいと考えています。自分たちはチャレンジャーであるので、精一杯の心で強敵に立ち向かい目標である「県大会優勝」を実現させたい。

                     開会式写真


剣工コラム   ~剣道と工業高校~

 ものをつくるためには、材料が必要です。そこで今回は日本刀の材料について述べてみたいと思います。日本刀は皆さんもご承知のように鉄でつくられています。現代では、ありふれた材料ですが、日本刀が出現したといわれる、平安時代(7941185)にはどの様にして鉄と言う材料がつくられていたのでしょうか?ヒントはジブリアニメの「もののけ姫」にあります。映画を見た方は分かるかと思いますが、アシタカがエボシの集落へ行き、女達が足でふいごの板を踏んでいる建物を通るシーンがありますが、あれが日本で鉄をつくっていた方法であり、「たたら製鉄」と言われています。炉と言われる中にふいごで風を送り、木炭を燃やし砂鉄・木炭・砂鉄・・・の順に交互に入れながら鉄を精製します。(なのであの集落は、山奥のそして砂鉄が多く取れる川のそばにあるのです。もっとも実際はもっと小規模で行われていたようですが・・・余談ですが「ザ!鉄腕!DASH」のDASH島の企画として今作ろうとしています)。この様な方法で精製される鉄ですが、日本刀に使われる物はその中でも数パーセントしかできない、「玉鋼」という鉄でつくられます。そのため、日本刀自体非常に貴重なものとされています。工業の分野として製鉄法を学習するところもあり、たたら製鉄は基本中の基本です。