活動

令和元年度紅花旗高校剣道(第32回大会)大会結果
山形県高校総体総合体育大会
2019/5/11村山地区高校総体剣道競技

剣道部

稽古初め(鏡開き)

2018年1月25日 12時27分


1月14日、日曜日に稽古初め(鏡開き)を行いました。

毎年恒例の行事であり、練習の後には、保護者会から「きな粉」「納豆」「ずんだ」などのお餅が振舞われました。今年は、西川町からのお餅で大変おいしくご馳走になりました。

 

目の前に出されたお餅が大変おいしそうで、また、お腹もへっていたので写真を撮っておくことも忘れて食べてしまいました。個人的に、はじめ、きな粉餅が何の餅なのか分からなく保護者の方に尋ねたところ、きな粉にすり黒ゴマを混ぜたものだという返答をいただきました。はじめてご馳走になる味で、クルミをつぶしたような味で大変おいしかったでした。

 

今年一年、無病息災、健康に剣道が出来ることを願い、しめくくりました。

 

 

 中学生の諸君、まもなく受験シーズンですが体調管理に気をつけてガンバって下さい。

 

本校剣道部への入部を待っています。大歓迎いたします。


        稽古風景



            鏡開き準備風景


剣工コラム   ~剣道と工業高校~

前回の続きで、構造(つくり)について述べてみます。日本刀は強い力がかかっても折れなく、しかし、切れ味が良いと言う矛盾を解決したの刀と紹介しましたが、どうしてその様な矛盾を解決できたのか?それは、あのように薄く、長い刀の中には一種類の金属ではなく、数種類の金属が重なりあって作られているからです。イメージ的にはサンドイッチでしょうか。具になる部分に比較的やわらかい金属、それをサンドする両側のパンの部分に硬い金属があります。この状態で真っ赤に加熱し、叩き、そしてまた、加熱してを何回も繰り返し、細く長く伸ばしていきます。そうすることで、違う性質の金属どうしが、一つの金属のように結びつきます。ちなみに、サンドイッチ状態だとパンの部分が刀の横(しのぎ)の部分となり、叩いているうちに中心の柔らかい金属がはみ出してしまいます。また、刃となる部分も硬い金属が必要なので実際は下図のような重ね方をしているようです。しかし、これも一つの例であり重ね方にもいくつかの種類があるようです。包丁などは全体にやわらかい金属を使用し、刃の部分になるところだけ硬い金属をつなげて、切れ味がよく、そして長持ちするものにしています。このように、一見すると日本刀も外国の剣のように一つの金属で作られているような印象を持ちますが、日本刀の中には先人たちの多くの知恵と技が詰まっています。また、日本人だからこそこのような刀を作ることが出来たと思います。