9月14日(水)、山形盲学校の先生方が本校に視察研修に訪れました。本校情報技術科では平成26年度より山形盲学校と教材製作連携を行っており、目の不自由な生徒さんの学習に役立ててもらうための教材を3D設計し、3Dプリンタで出力し寄贈してきました。
今回は、3年生の課題研究で実施している3D設計の様子を中心に見学して頂きました。
そして今年度は、幕末の日本に大きな衝撃を与えた黒船とその時代の日本の最大の船である弁才船のモデルと、植物の茎と根の断面模型の依頼を受け、3D設計したモデルを3Dプリンタで出力したものを寄贈しました。
寄贈の様子
黒船(上)の日本最大の船(下)を比較すると、幕末の江戸がどれだけの衝撃を受けたかが一目ででわかります。
植物の根の維管束の断面と、茎の断面模型
7月25日にものづくり体験教室が行われました。
定員を超える参加を頂きありがとうございました。参加者の中にも初めて半田付けに挑戦した子供もいます。大変上手にできました。
今回ものづくり体験教室に参加していただきありがとうございます。
ものづくり体験教室を実施し、地域の子ども達と良い交流の場になったと思っています。子ども達にとって慣れない半田付けの工程ではコツを教えるとすぐにできるようになり、小学生の上達の早さに教えていた学生たちも驚きました。完成したときの小学生の笑顔はとても輝いており、教えて良かったと思いました。
情報技術科3年 佐藤
昨年度から山形盲学校へ3Dプリンタを利用した教材を提供しています。今年度は原爆ドームの被爆前後の模型を依頼されたので、3年生の課題研究3Dモデリング班の3名が原爆ドームと広島県物産陳列館(被爆前)の模型モデルを制作し、山形盲学校へ寄贈しました。
後日、盲学校の授業で使用している様子を見学しに伺い、生徒たち自身が自分で作ったものが役立っていることを実感できました。
小学生を対象とする「ものづくり体験教室」が開かれました。定員を超える小学生が参加し頂きました。高校生と一緒にペットボトルを使ったイルミネーションを製作しました。皆さん大変上手に出来ていたと思います。参加者の感想です。
僕は、半田付けをする時に、やけどをしないように、お兄さんにお手本を見せてもらってからやりました。そして、やってみたらうまく出来たので、嬉しかったです。イルミネーションの光が七色になるか調べたら、ちゃんと七色に光って良かったです。でも作っている間に間違ってしまい、僕は怒ってしまい、お兄さん達に迷惑を掛けてしまったので、来年はちゃんとやりたいです。
S小学校 О.K
寒河江工業高校でものづくり体験教室がありました。弟や友達と参加しました。最初の方はうまくいっていたけど、半田を溶かすところで、半田ごてが手に当たってしまいました。今度使う時は気を付けたいと思いました。最後のところで、スイッチを押してもLDEがつきませんでした。先生からショートしていると教えてもらいました。直してもらったらLEDライトがつきました。「よっしゃ。」と思いました。来年も参加したいです。
S小学校 T.H
僕 は、寒河江工業高校に行くのは、初めてでした。高校の中に入ると色々な機械があってビックリしました。高校のお兄さんやお姉さんがペットボトルライトの作り方を教えてくれました。僕は半田を溶かす熱い機械を初めて使いました。僕が一人で使ってみたら一瞬で、半田が溶けてすごいと思いました。ライトがついた時はきれいだなと思いました。高校のお兄さんやお姉さんと仲良くできて、来年もまた行きたくなりました。
S小学校 T.H