1年生思春期セミナー ~考えよう私のLIFE~
2020年1月16日 10時08分<R2.01.08~>
1月8日より2週連続で、家庭科「保育」の時間に”1年生思春期セミナー”を実施しました。
サブタイトルにありますが、英語が持つLIFEの意味は、
「生命」「生活」「人生」「活力」といった日本語に訳すことができます。
生徒一人ひとりが自分の”LIFE”の在り方について考えるための時間になるように、歴代の家庭科教員と養護教諭が毎年チームティーチングで取り組んで、10年以上になるセミナーです。
内容については、「生命誕生のしくみ」「新生児期の育児の模擬体験」「育児体験講話」を柱としており、 家庭科教員や養護教諭による授業だけでなく、助産師としても活躍されている県立保健医療大学の菊地圭子先生の講義と 本校男性職員の育児体験講話『未来のパパママ講座』で構成されているのが本校の特徴です。
生徒たちは、いつもと違う家庭科の授業の展開に少し戸惑いの表情こそありましたが、特に、本校男性職員の育児体験の講話には、
『夜、赤ちゃんが泣いた時に先生が起きてオムツを替えたところが印象に残った』
『男性が育休をとる機会が当時少なかったことに驚いた』
など、すごく真剣な表情をして聞き入っていました。
また、菊地先生が用意してくださった赤ちゃん人形での育児の模擬体験についても、 赤ちゃんをあやすのに、泣いた理由がわからないため、抱っこにまごついたり、おむつ替えに苦労したりしながら、これらが簡単にはいかないことを学ぶ機会となったようです。
近い将来、この学習が活きることを切に願っているところです。